2024/11/04
ここのところ無茶ぶりな見積依頼があったりして頭が重いです・・・
タイトルにありますように「運行管理者」試験を受け、この度無事に合格いたしました~
いやーホッとしました。
一発合格ですよー!!!!!!!!!
社内では落ちたら笑いものしてやるって若い子たちが言っていたので、重圧がありまして。
合格率が全国的に35%程の国家資格だったんですよ!
「運行管理者」って何ですか!?
って思いますよね。
運行管理者とは何か
自動車運送事業者は、利用者や社会の信頼にこたえるため、安全で確実な輸送を行う義務があります。
公共の道路を使い、一般の車や歩行者と混在して走行するなか、ハンドルを握るドライバーに最終的な
安全確保の措置がゆだねられるため、ドライバー一人ひとりの健全な心身と高い安全意識が求められるのです。
一方で、新規参入や台数制限などの規制緩和による過当競争や、一部の企業の安全管理の欠如による重大事故の
発生などを受けて、安全に対する社会的要求が一層高まっています。
そのため自動車運送事業者は、法律に基づき、安全運行に必要なドライバーの勤務時間を設定し、運行管理の
ための指揮命令系統を明確にしなければなりません。
この安全体制の確立に中心的役割を果たすのが運行管理者です。
運行管理者制度
運行管理者制度の下では、トラック、バス、タクシーなどの事業用自動車の安全運行を確保するために、
営業所ごとに車両数に応じた人数の運行管理者を配置することが義務付けられています。
一つの営業所に複数の運行管理者がいる場合には、さらにその中から統括運行管理者を選任する必要があります。
運行管理者の主な業務は、ドライバーの乗務割の作成、乗務記録の管理、休憩・睡眠施設の保守管理、ドライバーの
指導監督、業務前後の点呼によ るドライバーの疲労・健康状態等の把握や安全のための指導など多岐にわたっています。
人や車両の動向を掌握して常に安全を確保する高度な判断力と、運転者にいつも適切な指示を行う優れた指導力とが求められます。
運行管理者になるためには
こうした重要な役割を担っている運行管理者になるためには、自動車運送事業の種別に応じ、旅客、または貨物の「運行管理者資格者証」
(以下、「資格者証」という。)の交付を受けることが必要ですが、それには、次の2つの方法があります。
(試験による方法)
○資格者証の交付を受けようとする事業の種類と同じ種類の運行管理者試験に合格する。
(受験資格)
次のいずれかの要件を満たしていること。
①運行管理に関して1年以上の実務経験を有する。
②基礎講習を修了している。
(実務経験などによる方法)
○事業用自動車の運行の安全の確保に関する業務について、国で定めた一定の実務の経験その他の要件を備える。
(一般貸切旅客自動車運送事業を除く。)
そんなこんなで私も一年間の実務経験を致しまして、8月に試験を受けてきた次第であります。
ほんと合格率が35%程度なので、周りの受験経験者の話を聞いていても、2~3回は落ちたよって言われます。
特に今年は「2024年問題」と言われる、運送・物流業界に関しては打撃が大きい法改正が行われました。
働き方改革関連法による労働基準法の改正により、物流・建設・医療などの業界で時間外労働の上限が規制されることで生じる一連の問題
を指します。
そして
「2024年問題」とは、ドライバーの残業時間の上限が年間960時間(従来は上限なし)になることで生じる
「輸送能力の低下」「人手不足の深刻化」といった問題の総称です。
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、近年、トラックドライバーの数はただでさえ減少傾向にあります。
そんな中で労働時間が制限されることで、企業にさまざまな負担がのしかかる可能性があるのです。
政府が実施する「持続可能な物流の実現に向けた検討会」では、残業時間減にあたって何も対策をしないと、
2019年度以前と比べ、輸送能力が2024年に14.2%減、2030年には34.1%減となる可能性があると述べています。
(出典:持続可能な物流の実現に向けた検討会|国土交通省)
どの業界でも取り上げられますが、運送・物流業界では深刻な問題が発生しています。
そんな中で、新たな法施行に準じた問題も出てきたり、対応を考えたり、今年の2月から
私自身も不安で眠れない日々を過ごしてきました。
十勝地区トラック協会の青年部に入会したり、同業の運送会社の社長様と会う機会も増え
これは迂闊な事言えないなと思い猛勉強しました!
ただこんな合格率が低い資格を受験して、合格してもあまり褒められないのが切ないですね(泣)
「受験して受かる事が偉いんじゃなくて、受かってからこの資格を活かすのが本題なんだよ、
合格したことに浮かれるな」とプライベートでは叱咤激励もらってますが。
上司である社長だけかな~嬉しい言葉いただけたのは。
野崎重機建設興業では、「土木工事」「解体工事」「産業廃棄物収集運搬」等の仕事を請け負っているので
必要な資格だったので、無事に合格し報告できたのでとても良かったです。
もしこれから運行管理者の資格を取ろうとする方がいるなら、私からのアドバイスは
↓これを参照ください。
正直私も高いテキストの購入はしていません。
6月末の基礎講座を受講して、8月30日の試験にチャレンジしました。
約一年くらいは実務を行っていましたが、勉強したのは2か月間で100時間くらいです。
ずーーーとこのYouTube聞き流しただけですから。
人にはそれぞれ最適な勉強法もあるとは思いますが、自分はこの方法がベストマッチしたんですね。
次は令和7年の3月が試験期間となっていますので、一日30分でもいいので、聞き流すことをオススメします。
運行管理者資格を今後受験される方の参考に少しはなれると思いますので是非ぜひゼヒー。
ってな感じで締めくくりたいと思います。
次回ブログでお会いしましょう。
したっけねぇ~