2025/04/21
皆さんこんにちは。
ここ数日すっごい風が強くて、夜中も換気扇の蓋がパタパタ鳴っていました。
うるさくて寝つき悪くなっちゃいます。
今日は 車も横風浴びるとフラフラする感じでした。
横転しなくてよかった・・・
そんな件からの、今回は「岩綿吸音板のアスベスト調査:捨貼り工法の注意点」
についてお話ししたいと思っています。
アスベスト調査のプロフェッショナル、四318LABOがお届けする建材知識シリーズです。
今回は建築現場でよく見かける「岩綿吸音板」についてご説明します。
岩綿吸音板(ダイロトーン)
化粧石膏ボード(ジプトーン)
■岩綿吸音板って何?
岩綿吸音板は、ロックウールと呼ばれる鉱物繊維を板状に成型し、表面に仕上げを施した建材です。
※注意:「岩綿」は「石綿(アスベスト)」とは全く異なる素材です。
ただし1987年以前の製品には、アスベストが含有されている可能性があるため要注意です。
ここ数日すっごい風が強くて、夜中も換気扇の蓋がパタパタ鳴っていました。
うるさくて寝つき悪くなっちゃいます。
今日は 車も横風浴びるとフラフラする感じでした。
横転しなくてよかった・・・
そんな件からの、今回は「岩綿吸音板のアスベスト調査:捨貼り工法の注意点」
についてお話ししたいと思っています。
アスベスト調査のプロフェッショナル、四318LABOがお届けする建材知識シリーズです。
今回は建築現場でよく見かける「岩綿吸音板」についてご説明します。


■岩綿吸音板って何?
岩綿吸音板は、ロックウールと呼ばれる鉱物繊維を板状に成型し、表面に仕上げを施した建材です。
※注意:「岩綿」は「石綿(アスベスト)」とは全く異なる素材です。
ただし1987年以前の製品には、アスベストが含有されている可能性があるため要注意です。
岩綿吸音板の特徴
岩綿吸音板は、軽量で、燃えにくく(不燃性)、断熱性、吸音性に優れているため、
内装では天井材、外装では軒天井材として広く使われてきました。
見た目は化粧石膏ボードに似ていますが、化粧石膏ボードには吸音性はありません。
■特徴と見分け方 【特徴】
・軽量で扱いやすい
・優れた不燃性
・断熱性
・高い吸音性能
・天井材や軒天井材として使用
【化粧石膏ボードとの見分け方】
- 爪テスト:爪が刺さる→岩綿吸音板/刺さらない→化粧石膏ボード
- 継ぎ目の特徴:
- 岩綿吸音板:継ぎ目がぴったりしている、模様が細かい
- 化粧石膏ボード:継ぎ目がくぼみ、模様が大きく、茶色の紙が見える場合もあり
※共にトラバーチン模様があるが、模様の密集具合で判別は可能。
私くらいマニアックになれば、現場で直ぐ分かりますけど(笑)
■施工方法:捨貼り工法について
石膏ボードを下地材として使用する工法です。
重要なポイントとして、下地の石膏ボードと表面の岩綿吸音板は異なる時期に施工されている可能性があります。
そのため、アスベスト調査では、片方の建材だけでなく、両方の建材を調査する必要がある場合があります。
表面材と下地材の両方をサンプリングすることで、より正確な判定が可能です。
まとめ
岩綿吸音板は、古くはアスベストを含んでいた可能性があり、捨貼り工法の場合、下地の石膏ボードも
アスベストを含んでいる可能性があります。
アスベスト調査を行う際は、これらの点を十分に考慮し、適切な調査・分析を実施することが重要です。
ただ「調査者」の資格を所有しているだけで、現場での調査のレベルやスキルが低い方たちが多いのも
現実問題あります。
情報共有も大切だと思いこのようなブログもアップしていきますので、今後も四318LABOを
宜しくお願いいたします。
本日はここまで
したっけねー