石綿作業主任者技能講習

役割と責任

役割

石綿作業主任者は、アスベストを含む建材の取り扱いや除去作業において、現場全体の安全管理を担当します。具体的には、作業計画の立案、報告書の作成、指揮や現場での作業監督を行います。

責任

石綿作業主任者は、作業従事者の健康を守るために、適切な作業方法を選定し、指揮を行い、作業完了後の確認を行う等の責任があります。また、法令遵守や安全対策の確保も含まれます。

作業主任者として、現場での安全を確保します。

石綿に関する知識の確認

石綿の種類

クリソタイル、アモサイト、クロシドライトなどがあります。

健康への影響

石綿肺、肺がん、中皮腫などを引き起こす可能性があります。

安全な作業方法

適切な保護具の着用と作業手順の遵守が重要です。

以下、できてますか?

1. 事前調査について

  • □ リフォーム工事前に事前調査をしている
    • <例外> 1)H18年9月1日以後
    • 2)木材・金属・ガラスのみ  3)畳・電球等
  • □ 事前調査の結果を発注者に説明
  • □ 事前調査の結果、作業方法を現場に掲示
  • □ 事前調査の結果を記録、保存
  • □ 9月30日までに建築物石綿含有建材調査者の資格を取得
  • □ 事前調査の結果を電子システムで報告している

    ※請負代金100万円以上 または 解体床面積80㎡以上

2. 作業について

  • □ 石綿作業主任者の資格者がいる
  • □ 石綿作業主任者が作業計画をたて、現場で指導している
  • □ 現場作業者が4.5時間の特別教育を受講済みか確認している
  • □ 作業を記録し、保存している

3. 工事完了について

  • □ 石綿作業主任者が工事完了の確認をしている
  • □ 作業完了の報告をしている
  • □ 作業を記録し、保存している

以上、全ての項目に☑できましたか?

できていなければ、法律違反を犯しています。

違反者は6月以下の懲役
または50万円以下の罰金が科せられます。

法令改正と現場の変化

事前調査の義務化

有資格者による事前調査が必須となりました。

令和5年10月より、事前調査は講習修了者等が行う必要があります。

調査者の区分

建築物の種類に応じた調査者区分が設けられました。

石綿含有建築物の現状と今後

2006年以前の建物

2006年以前に建てられた建築物では、石綿含有建材が広範囲にわたって使用されていました。これらの建材は、耐火性や断熱性に優れるため、当時の建築基準に合致していました。

今後の見通し

石綿含有建材が使用された建築物の解体工事は、2028年をピークに今後も継続すると見込まれています。これは、建物の老朽化や再開発に伴い、石綿の除去作業が必要となるためです。

石綿含有建材を使用した建築物の工事は、今後も長期にわたり継続することが予想されます。適切な安全対策と法規制の遵守が不可欠です。

資格取得でキャリアアップ

1. 専門性の証明

知識と技能を証明できます。

2. 現場での信頼性向上

作業の安全を確保できます。

3. キャリアの機会拡大

より高度な業務に携われます。

石綿作業主任者の資格は、あなたのキャリアを強力にサポートします。